こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は、アンケートの集計に音声入力を使うと超!!便利という話をします。セミナー講師や主催者の方には、ぜひ使ってほしいです。
私は、今は毎日このブログを音声入力で下書きしていますが、もちろん最初から音声入力を使いこなしていたわけではありません。
最初の頃は、自分の頭の中にある情報をアウトプットするための、メモとして使っていました。
当時は、誰かに話しかけるように音声入力していたので、誤変換が多すぎて後から読み直しても何を書いてあるのか全くわからない。そんなレベルでした。
しばらくそんなふうに使っていて「もっと変換精度が高ければ便利なのになぁ」と思っていたのです。
そんな私が「音声入力って、すごく速くて正確て便利じゃん!」と思ったきっかけが、アンケートのコメント集計でした。
私は2013年から文章講座の講師をしています。大半は経営者の勉強会や大阪市や奈良県、岡山県などの公共機関から依頼されての開催です。そうしたところでセミナーをすると、必ず参加者のアンケートを取りますよね。
主催担当者の方が、講座後に私にもアンケートを見せてくださいます。回答の多くが高評価で、ありがたいことに普通やそれ以下の評価をもらったことがまずありません。
だから、皆さんコメントも非常に熱心に記入してくださってあり、毎回、嬉しく思っています。
私は担当者の方にお断りして、アンケートの写メを取らしていただいていました。でもこの写メをセミナーの反響として、そのままホームページに掲載するわけにはいきません。手書きの感想やコメントをホームページに載せると、とても効果があるのはわかっているのですが、私が主催したわけではないし、参加者の方に許可を取ってあるわけではありませんから。
なので、写メしたアンケートのコメントを、あとからPCで入力していました。やったことのある方はご存じだと思いますが、これって結構めんどくさいんですよね(苦笑)。人の書いた文章は、自分の言葉とクセが違うから、いつもと勝手が違って入力するのに気を遣うし手間がかかるんです。
ある日、ふと思いついてコメントを音声入力で読み上げてみました。そうしたらすっごく速くて正確だったんです!
音声入力は、正しい日本語構文で話すと漢字変換の精度が格段に上がります。私たちは普段会話をしている中で、日本語の構文をそこまで意識していません。話し言葉と書き言葉では構文の正しさが全く違うんですよね。
おまけに、話言葉は「あのー」とか「えーっと」と言いつつ、語順もぐちゃぐちゃになっていることが多いのです。そういう文章だと音声入力は誤変換が多く、意味のわからないテキストになってしまいます。
けれどアンケートのコメントのように書き言葉になっているものを読み上げる場合は、精度が非常に高かったのです。
それ以来私は、アンケートの用紙を見せていただいた時に、その場で音声入力でコメントをテキスト化しています。
このやり方を、セミナー担当者の方にお伝えすると皆さんとても喜んでくださいました。セミナーは集客も大変だけれども、開催後のレポート作成にアンケートを集計するのも非常に手間がかかって大変だったんですよね。コメント入力を省力化できるのは、仕事の効率アップに役立つのでした。
私はそんなふうに、最初は手書きの文字を読み上げるところから音声入力に慣れていきました。
今ではこのように、ブログの下書きをスラスラと書けるようになっています。おかげで、毎日のブログ更新もさほど苦にならず続けられています。
仕事の効率をアップしたいと考えている方は、ご自分のタスクの中で、音声入力が使える場面を探してチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 5 | |
音声入力 | 11 | 1524 |
推敲・修正 | 14 | |
校正(2回) | 8 | 1578 |
タイトル画作成 | 9 | |
アップロード | 3 | |
計 | 50分 | 1578 |