こんにちは。経営者のための文章コンサルタント松永弥生です。
今日は「推敲は、具体的に何をするの?」の質問にお答えしします。
推敲は、文章を見直しより良い文章にするための作業です。主に言葉遣いや表現を変えて読みやすく伝わりやすい文章に改善していきます。
私の場合、音声入力で文章を作成しているので、キーボード入力より誤字脱字が多くなりがちです。これは入力しながら、逐次修正をしていないため仕方がありません。句読点が抜けているところもあるので、追加します。
それから、話し言葉で入力しているため、話し言葉を書き言葉に置き換える必要もあります。
話し言葉は、どうしても語順が乱れたり、倒置が起きたり、砕けた言い回しになります。冗長な語句があれば、削ります。
私は、「ことが」「っていう」「わけです」の言い回しが頻発します。不要な語句を削り、可読性を高めるようにしています。
そうした点を、書き言葉にふさわしいように直していきます。具体例を出すと、ここまでの文章は、音声入力した時点では、下記のようになっていました。
遂行とは、文章を見直してより良い文章にするための作業です主に言葉回しや表現を変えて読みやすく伝わりやすい文章に改善していきます。
私の場合文章は音声入力を使っているので、誤字脱字もキーボードで売っている時より多いです
これは逐次修正をしていないから仕方がありません。
それから、話し言葉で入力しているため、話し言葉を書き言葉に置き換える必要もあります。
話し言葉はどうしても語順が乱れたり投地が起きたり言葉が砕けたりします。
冗長な語句を削ると言うこともしていきます私の場合ってことがとかみたいな言い回しがと言うとと言うことがと言う語句が頻発します。なくても不要な語句はなるべくなるべく削っていき、可読性を高めるようにしています。
ブログの末尾に記録している表を見ると、文章入力時よりも推敲後の方が、文字数が増えています。けれど、単純に言葉を増やしているわけではありません。
まず、不要な語句を削ることを意識しています。その上で、不足している情報や言葉を足しています。
もしかしたら「入力した後、推敲に時間をかけるのなら、入力しながら文章を整えていったほうが早いのでは?」と思う方もいるかもしれません。
けれど、私は一校はできる限り早く済ませて、推敲に時間をかける方がよいと考えています。
文章作成以外でも、0から1を作るのは非常に難しいです。
0の段階をとりあえず1にする。文章作成でいうとラフラフでいいから、下書きを最後まで作ってしまう。
その下書きを “たたき台” として推敲で整えていく方が、トータルの作業時間は圧倒的に短くなります。
文章を書くときには、遠回りに感じるかもしれないけれども、たたき台を作って、推敲で磨き上げる。
この2段階で「文章を書く」と考えた方が、書くことに対する苦手意識が減ります。
「文章を書くのに時間がかかる……」と悩んでいる方の多くは、書きながら推敲をしています。「今は、下書き・叩き台を作っている」そう考えて、一気に書いてみてください。
この時、音声入力は非常に有効です。推敲は、下書きを終えてから行えば大丈夫です!
項目 | 所要時間(分) | 文字数 |
キーワード出し | 10 | |
音声入力 | 7 | 958 |
推敲・修正 | 24 | 1307 |
校正(2回) | 6 | 1319 |
タイトル画作成 | 5 | |
アップロード | 5 | 1344 |
計 | 分 |